「D」のゼノンザード奮闘記

カードゲーム大好き社会人。ゼノンザードについて書いてます。自分なりにゆる〜く分かり易く書いていくつもりですのでコメント貰えると嬉しいです。

DCGとTCG

どうも、ポンコツカードゲーマーの「D」でぇす。

今回はいつもと違いDCGとTCGの違いについて書いていこうと思う。

ただプレイング云々を書く気は全く無い。

プレイングなら僕より上手い人はわんさかいる訳で、プロのカードゲーマーとかのTwitterをフォローするだけで基本や立ち回り、デッキ構築やメタ対策等有益な情報はどんどん集まるから。

今から書くのはカードゲーム好きとして今後のDCGに対する想い等である。

まぁ賛否両論あるかもしれんが、こういう考え方の奴もいるんだなぁくらいに思って貰えると助かる。

 

DCGの良さ

ここ数年でソーシャルゲームは加速度的に成長している。カードゲームもこれに漏れることなく増え続け、DCG(デジタルカードゲーム)というカテゴリーも存在する。かくいう僕もDCGは1タイトルだけだがそれなりにやり込んだし、少し前までリアルでもまったりとTCGをプレイしていた。尚この部分に関してはウチの嫁さんの理解を得られず、僕のカードは晩御飯のステーキ代になってしまった訳だが。

さて僕の悲しみは置いといて、DCGはカードゲーム業界に現れた風雲児と言っても差し支えないだろう。TCG界ではDCGの出現でTCGのプレイ人口が減ったみたいなことを言う人もいるが、逆にTCGに携わる人が危機感を覚えるくらいDCGがカードゲーム業界に与えた影響は大きいと思う。ではDCGがそれほどまでに支持された理由は大きく3つあると考えている。

1.いつでもどこでもプレイできる

今のご時世携帯電話を持ってない人はまずいないし、所持してる人の大部分はほとんどの年齢層でスマートフォンを使っている。そのスマートフォンを持ってる人ならボタンをポチポチするだけで誰でもインストール出来て、自分の好きな時間に好きな場所(仕事中はあかんぞ)でプレイ出来る。これはとても大きい事で、プレイ出来る場所がかなり限られるTCGに対してどこでも出来るカードゲームというのはとても革新的だ。

2.お金をかけずにプレイできる

カードゲームを遊ぶ上でおかねがかかるのは当然だ。いくら友達からいらないカード貰って始めたって言っても欲しいカードをくれる訳じゃない。もしその友達が自分の欲しいカードをくれるとしたら、よっぽどMな奴か尋常じゃないくらい気に入られているかだ。(もし後者の場合、その友達を自分の背後に立たせないように立ち回ることを強くオススメする)

かくいう僕も中学生の頃はMTGにハマっていて、休みの日は500円玉握りしめて隣町までチャリンコで約40分かけてパックを買いに行っていた。そんな中学生でもお金をかけていたカードゲームが今では無料で楽しめるわけだ。インストールしてみて面白くなければ消せばいいし、面白ければそのまま続けるなりお金をかけるなりすればいい。お試し感覚で始められるし必ずしもお金を使う必要は無い、そりゃTCG運営にDCGをよく思わない人が出てきても納得だ。

3.1人でもプレイできる

カードゲームをやる上で絶対に避けては通れないもの、それが対戦相手の確保。カードを集めるだけなら最悪自分ひとりでも可能かもしれないがコレはそうもいかない。なんせ相手はカードゲームに興味があって、ある程度ルールも把握していて、それでカードも用意出来るような奴でなければならない。自分がクラスの奴で誰でもいいから引っ張ってきて無理やりやらせるジャイアニズム溢れる人間ならいいが(よくない)、世の中そんなに言うほどジャイアンはいない。しかし、DCGはこの壁をネットを使うことで簡単に飛び越えてしまった。中には実際に同じタイトルをプレイしてる人に会ったことがないという人も結構いる。そんな普段は絶対にやらないソロ中心のプレイヤーもカードゲームに触れることができるのがDCGの強みであると言える。

 

DCGの抱える課題

ここまでDCGの良さを自分なりにまとめてみた訳だが、自分で書いていて改めてDCGはすごいと思う。TCGが絶対に越えれない壁を越えることが出来ているから。

ではDCGはTCGの上位互換たる存在なのかというとそうではない。何故ならDCGの長所こそが短所であり、その短所がTCGの長所だからだ。

 

一言で言うと「ユーザーの熱量」。

 

わざわざ時間作って、場所も主にショップか誰かの家。お金を使ってデッキを組み立て、同じ趣味の相手も見つける。「ちょっとやってみるか〜」でやれるものでは無い。時間もお金も労力もかかる、だからこそそうまでしてプレイしようとする人間の熱量はハンパない。元々始めるための土台が険しい分それに対する真剣度が違うのだ。これと同じくらいの熱量を持つユーザーをどれくらい作れるかが課題になると思う。

DCGはこれまでTCGが取り込めなかった層の人達を取り込むことに成功した。これはいいことだし、とても凄いことだ。今後DCGはもっと拡大していくだろう。しかし、カードゲームは魅力を伝えるのが難しい。RPGのように最後は絶対勝てるようにはできておらず、最初は勝てても後半全然勝てなくて挫折するなんてよくある話だ。でもそんな状況になってしまっても色々な人からのアドバイスであったり、自分で情報収集したりして勝てるようになる。出来なかっことが出来るようになる、分からなかった事が分かるのが最高に嬉しいし、実際にそういうプレイが出来た時は心の底からガッツポーズ出来るんよな。そういったことを上手く伝えられるようにいちカードゲーマー(ポンコツ)として盛り上げていければなと思う次第だ。

 

大袈裟に書いてしまったが、簡単に言うと楽しく遊びましょって事だ。まぁいつまで関われるのか分からない身だけど、僕なりに楽しくやっていくので皆さんよろしくおねがいします。

 

ちなみに違うゲームだけど僕の好きな記事も貼っておきます。

http://ringoce.hatenablog.jp/entry/2016/11/30/010517

 

 

※これは本気の奴しかやっちゃいけない、やり出したら本気でやらなくちゃいけないみたいに押し付けるつもりで書いたわけではありません。あくまでもみんなで楽しくカードゲームでワッショイしましょというのと、自分に対する戒めを込めて書いていますので誤解無きようお願い致します。