発表済新カードを今更評価する
中々更新出来ない状態ではあったが新しいデッキ発売まで10日をきった上に、来月にはβテストも控えているということでここまで発表されている新カードをまとめて書いていく。
新デッキは23日発売なので気になる人は予約してみてはどうだろうか?
「オリジンズ02」アロンダイ
最初見た時アイロン台と読んだのは内緒。サイズ、展開力、プレイヤーへの打点が高い水準でまとまった強力な1枚。プレイヤーにアタックすればほぼ確実に打点が飛ぶのでマジックカードにもある程度の耐性があり、場合によってはフィニッシュまでいけるパワーも持ち合わせている。トークンを横展開する能力も備わっている為1枚で3枚分のアドを稼げるのもプラス要素で、他の高コスト帯のカードよりも出しやすそうである。難点はやはり重いところか。実はヤクーツォークで止まったりする。
「百獣」ヴァイスレーベ
マキナス国が誇る大型フィニッシャー。別名ゾ〇ド。DPこそ5コストミニオン並といえども8コストで9コストのヤクーツォークと相打つBPを備えている。加えて敵のミニオンにブロックを強要させ、自身はバトル勝利時にフォースとプレイヤーに1点づつバラ撒く能力も持ついじめる気満々なカード。しかし、アロンダイのようにどのような状況で出しても働いてくれる訳ではなく、逆に不利盤面では返しで負ける可能性も十二分にあるので過信は禁物。
ハナルマジロ
2コスト枠が限られる現状での貴重な無色カード。再起を持つため攻守に渡って使うことが出来る。しかし、BP200は盾持ちゴブリンにすら勝てない数字なのでそもそもアタックする機会が訪れるかは疑問。再起もこのパワーじゃ腐っちゃうかなぁ。無色カードなので色んなデッキに入れるが、早々に無職カードにならないように願うばかりだ。
「双星に謳う者」ティルト&ウェルト
召喚時効果を2回発動させる単純かつ強力な能力を持つ。他のカードと組み合わせることで簡単に盤面をひっくり返す事も出来るのでかなりヘイトを集めやすい。そういった意味ではマジックを使わせるという使い方もできる。出したなら1度くらいは能力を使いたいカード。ちなみにこのカード単体の戦闘力は高くないので大人しくしてるのが安牌か。天使は見たらすぐ焼け。
ゴレイム「タイプ:ソーサー」
アロンダイの小型Ver.のような能力で、合計スタッツもBP300DP2と悪くない。1枚で横並びを作れるので序盤からゴリゴリ攻めるウィニーのようにも使えるが、トークンをブロッカーに立てつつベースに移動させられるので多少強引にマナブーストすることも可能。今現在AOEという概念のカードが出てきていないので1枚で横に並べられるカードは評価が高そう。
D-13 ホーリークエイド
個人的に発表されてるカードの中でもトップ3に入るくらいに好きなデザインのカード。相手のターン中自分のミニオンに+BP200する能力がありかなり守りが硬い。加えて自身が再起を持っているので噛み合わせもいい。これまでの4コスト帯のカードの中でも中々強いカードだと思う。一方コストがダブルシンボルの為序盤で安定的に出すのはしんどいかもしれない。それよりはしっかり盤面整えて蓋する形での着地という形の方が強そうに見える。
ゴレイム「タイプ:キャノン」
デメテーもカナタナも7コスト帯にはかなり強いミニオンが揃っていたが、アグマもそれらに引けを取らないくらい強力だ。2体のミニオンのBP-400は単純に強いし、不意打ちやパワーアップルですら帳消しにならない。負けてる時に除去にも使えるし、攻めてる時のフィニッシュに絡むことも出来るだろう。アルルーナとグリフォンの中間のようなバランスのとれたミニオン。
戦闘型ロイド・ベルダMK4(双剣装備Ver.)
これ一体でどのくらいのVer.を出すつもりなのか、むしろそっちの方が気になってしまうカード。MK4ということは1〜3もあるのでは?いつかゼノンザード界のガン〇厶と呼ばれる日が来るかもしれない。性能の方は健在するフォースの数だけ強くなり、最大でBP900 DP4とかなりのバケモノカードに変貌するフィニッシャー(フォース0で出しても十分強い)。マキナス自体にディフェンシブなカードが多いため最大の大きさで出すことはさほど難しくはなさそう。問題はトリプルマナシンボルが重すぎる点。単色でもパンドリア使わないとそもそも盤面に出てこないかも。
グラヴィティ
不意打ちに似ているがしっかり差別化されてるアグマの軽量除去。このカードの特徴は汎用性が高いこと。普通に除去に使っても良いし、大型とのコンバットトリックに組み込むことも出来る。差別化されてる点としてはアドバンテージを失いにくいこと。例えばこちらがブロック側の場合、不意打ちを打った返しにバウンス等の除去で処理されると2枚のカードを1枚で返される計算になる。それに対してグラヴィティは相手ミニオンのBPを下げるのでアドバンテージ自体は1:1で損しないので、フラッシュの打ち合いに強いカードと言える。勿論スフィンクス等でゴミ札にされることもあるので一長一短ではあるが覚えておいて損は無いかもしれない。
ビームスマッシャー
待望の確定除去。このカードで5コスト以上のミニオンの人権を侵害出来る。僕は、前に書いた記事の通り5コストは1つのターニングポイントと捉えているのでその辺を無理なく処理出来るこのカードは優秀だ。しかし、やはりピーキーなカードではあるので環境のメタ次第で採用枚数が変わりそうな印象。ダブルマナシンボルとそこそこの重さに加えて、アグロ等に対する序盤の除去に使えない、相手のスフィンクス採用で破り捨てたくなる等場合によっては採用すらされない可能性もある判断しにくいカード。
告死獣ヌエ
5コスト以下確定除去持ちミニオン。このカードとビームスマッシャーで全ての範囲をフォロー出来る。
だが1つ言わせてくれ……コイツ強いん?
7コストで出して5コスト処理して喜んでられる状況ってあるのか?そもそもこの微妙な能力なのにスタッツ標準より低めって何か悲しくないか?というかコイツは素で出てきたベルダMK4に手も足も出ないんだけど。何か色々と可哀想なカードになりそう。
キルジャガード
最後はマキナスの5コスト枠。ダルティチェロンテよりもマナ拘束が緩い上にしっかりヘイトも集める優良カード。5コストとしてのサイズをしっかり維持しつつ、バトル勝利時にはドローと生き残り続ければその分アドを稼いでくれる。ドロソの枯渇している状況なのでここに集まるヘイトも必然的に多くなるのもポイント。ヴァイスレーベを使って無理やり引きに行くとかも出来るけど、ゾ〇ド出した時点でほぼ勝敗決まってそうなのでやる意味があるかは不明。しかし、僕の中では今回の新カードの中でも評価は高い。
今後に注目!!!
リアルカードが発売間近ということでサボってたぶん駆け足で見てみたがどうだったろうか?僕はコントロールが好きなのでAOE欲しいなとか思ってたけど、よくよく考えると相手のターン中にぶっ放つAOEって強すぎじゃね?って思う。そうなると横並びを咎めるにはミニオン同士の殴り合いしかないのかな。となるとコントロールは現状苦しそうだ。
でももう1回位はリアルデッキも発売されるのかなとか、現状のプールじゃキツすぎるからあと200種類位カード出てくるんじゃないかとか勝手に思ってるので今後の発表を待ちたいと思う。
あと、配信が夏って流石に待たせすぎじゃね?